2014年6月24日

衆議院環境委員会屋久島視察。世界自然遺産登録20年、様々な問題が生じています。
まず、過度な保護とライフスタイルの変化によって増え過ぎたヤクシカの問題。1km四方に5頭程度が自然環境に適していると考えられているにも関わらず、多い地区では数百頭にも及ぶとのこと。新芽を食べてしまうことによる樹木の被害、さらに草がなくなることで土壌が不安定となり、「ひと月に35日、雨が降る」と言われる屋久島では、山崩れの危険性も生じています。
そして、観光客や登山者の増加による交通渋滞とトイレの問題。連続した生態系が崩れるという理由から、道路拡幅ができません。また、島の湿潤な環境により、糞尿のバイオ処理などが困難なため、片道4時間かけて登り、帰路は約40kgの汚物を背負って下山していると言う、まさに人海戦術の現状。更に、入山料徴収率が50%未満と言う事で、町が手出ししている状況。現町長の選挙公約でもある入島税などが検討されているようですが、様々な意見があり、簡単な問題ではありません。
これらは、まさに、通常国会で議論していたことの復習で、考えさせられることばかりでした。
一方で、CO2フリーの島づくりや、荘厳で雄大な自然に触れることができ、極めて充実した二日間の視察でした!今後の政治活動に活かしたいと思います。
ところで、濡れた斜面や「もののけ姫」の舞台とも噂される散策コース、そしてウミガメ産卵の砂浜など、歩き回った一日。身体の回復に時間がかかりそうです…