活動記録

日々の活動記録

かわの正美の日々の活動をご紹介いたします。

2014年5月


5月1日

福岡事務所で諸々の打ち合わせ。
国政活動の基盤として、地元活動は極めて重要です。会期中はゆっくりと話すこともままならないので…

5月2日

佐賀県の九州電力玄海原子力発電所。半径30kmの円内に我が故郷 福岡県の西部が含まれます。そして福岡市の繁華街まで約50kmの距離です。
地震が少ないと言われる北部九州、300年に一度という2005年の「福岡県西方沖地震」がマグニチュード7。東日本大震災のマグニチュード9とは地震エネルギーに換算すれば1000倍の違いとか。ならば安全なのでしょうか?
当地で想定される津波は2m。しかし再稼働申請に当たり、満潮時3.9mまで厳しく想定を改めたとのこと。そして玄海原発は海抜11mに立地。従って津波対策は万全ということでしょうか?
さらに再稼働を目指して、東日本大震災以降に相当額の投資が行われています。まだ現在進行形の建築物も見られます。再稼働を目指すが故に、どれだけの費用をかけるのでしょうか。さらに新基準の適合性検査へ向け総勢200名の専任職員が対応(うち140名が東京拠点)しているとのこと。そして当地には、現在もなお、協力会社を合わせれば約3000名が働いておられます。原子力発電は決して安いエネルギーではあり得ません。
さらに、今後の再稼働については、避難計画なども重要な課題になります。先日、旅行社がバスの手配を忘れ、遠足が中止になった報道がありました。旅行社の社員が生徒を装い、遠足中止を工作したことで大きく報道されましたが、背景にはバスの不足という問題もあったようです。果たして、緊急時に避難用バスが十分に、そして速やかに確保されるのでしょうか?周辺自治体だけに任せておけば良い問題なのでしょうか。
我が党は「脱原発依存、2030年代のフェードアウト」を目指し、現在ロードマップを検討中です。雇用の確保や国際競争力など、国益を考えれば、即時原発ゼロは極めて難しい命題です。代替エネルギーを如何に確保するか。安価で安定供給できるエネルギー源を開発・確保しなければなりません。
一方で、未来への責任として、核燃料廃棄物の処理方法など、いわゆるトイレの問題も検討しなければなりません。現時点で、我が国は再処理して地下埋設することが決まっています。しかし、再処理に伴う危険性や、地震が多く、豊富な地下水を有する我が国における地下埋設の是非など、多くの懸念事項があります。
「原発再稼働」「原発ゼロ」などの持論を語るのは容易です。「誰かが考えてくれること」かもしれません。しかし、方向性を決断するのが政治家の責任だと思います。私は、昨年の北欧視察に始まり、青森県むつ市・六ケ所村ほか、九州大学水素エネルギー研究所、大分県八丁原地熱発電所、そして今回と見識を深めることができました。さらに精進して、自分なりの考えをまとめたいと思います。
最後に) 往復の道中で飼育されている牛、自然の雑木林などの風景が目に飛び込んできました。この牛を野に放って餓死させてはならない。この雑木林を除染するには莫大な労力が必要である。そんな思いが込み上げて涙が出そうになりました。福島も、あの日までは、こんな光景だったはず…

5月3日

博多の街のゴールデンウイークと言えば、毎年200万人が集まるという「博多どんたく」。御存知の方も多いと思いますが、「どんたく」とはオランダ語で休日を意味する「Zondag」が語源とか。週休二日制が定着する前は土曜日は午前中までの学校や企業も多く「半ドン」などと言っていましたが、これは「半分ドンタク」。
通りがかった博多駅前は観光客も多く、花自動車やアイドルグループの歌もあり、賑わっていました。街に活気があるのは嬉しい光景ですね。

5月4日

娘を迎えに福岡空港へ。
福岡空港が超過密な現状については、先日の衆議院国土交通委員会で質問させていただきました。滑走路が一本の空港としては日本一の離発着回数で、既に試算した限界を超えています。
定時到着率が、JALは世界一位、ANAも三位と言われています。しかし、定時到着の定義が「定刻に対して遅延15分未満」らしいので、実際には余裕をもったスケジュール組みが必要です。我が事務所も国会と地元の両スタッフが密に連携しながら、予定を適宜、変更しています。ちなみに福岡空港の定時到着率は全国平均を下回っています。
現在、滑走路の複数化を視野に工事が進められています。最初は駐車場を立体化、その後にターミナルを移動して、誘導路を増設する予定です。まだまだ当分は慢性的遅延が続きそうです。
さらに、複数化については、予算確保の問題などから、民営化が検討されています。とはいえ、現在は国土交通大臣の所管であり、早急かつ適切な対応を太田国交相にお願いした次第です。

5月5日

次女を送りに、今日も福岡空港へ。幸い、市内の交通量は少ない感じです。博多どんたくも終わり、市内では片付けの風景も見られました。
福岡空港は市街地にあり、交通アクセスの良いことで有名です。あとは遅延しないこと…

5月6日

ゴールデンウイークも今日限り。今年は閣僚の方々の海外視察が盛んだったと報道されています。私は閉会後の9月に私費で海外視察の予定があるため、静かに地元中心の生活。医療法人の会議の他は、終盤国会に備えての読書三昧、さらに玄海原発視察など、見識を深め、いわゆる「仕込み」に終始しました。
唯一、4月末に弾丸的な沖縄旅行。レンタカーを借りて、久しぶりに南部戦跡を巡りました。キレイな海の色と約70年前の出来事に思いを馳せ、平和であることの大切さを再認識してきました。昨年、硫黄島を訪問させていただきましたが、壕の中は蒸し暑く、じっとしているのも苦しい状態でした。そのような中で医療行為に当たった先輩たち、そして瀕死の状態で治療を受けておられた方々、想像を絶する光景だったと思います。ひめゆりの塔に献花して、医師免許を有する国会議員の一人として、改めて反戦平和を誓って参りました。
今後、集団的自衛権にはじまり、憲法改正について盛んに議論されると思います。9条のことが色々と言われますが、改憲は戦争するために行うものではありません。憲法改正については国民投票法などで、しっかりとしたハードルを設けた上で、正々堂々と行うべきものだと思っています。

5月7日

連休明けで、いつもに増して渋滞の中、五斗蔵交差点で30分以上にわたり、しっかりとお話しさせていただきました。
あっという間に通常国会も終盤です。時間に流されることなく、しっかりとした仕事をしたいと思います。
国会議員になって、色々な経験をさせていただきました。終盤国会では、議員立法成立に向けて、他党への説明などの任務にあたります。その他にも課題山積。地に足をつけて頑張らねば!

5月8日

(秘書投稿です)
日本維新の会 道州社会部会
内容は
民主党(奥野総一郎議員)よりヒアリング、意見交換
「(民主)行政不服審査法案・対案」
採決
「行政不服審査法案」
「行政不服審査法案の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案」
「行政手続法の一部を改正する法律案」
文部科学省より
「学校教育法及び国立大学法人法の一部を改正する法律案」
についてヒアリング、意見交換をしました。

5月9日

(秘書投稿です)
おはようございます
今朝は道州経済・国家政策 二部門合同会議に出席しました。
講師に 東京情報大学 堂下 浩教授 をお迎えして
「賃金業法改正の見直しの必要性について」の講演です。

5月10日

地元事務所で所長と打ち合わせ。
諸先輩方から暖かいご配慮をいただき、大変ありがたく感謝致しております。

5月11日

母の日。久々に亡母の墓前でお参りして来ました。夜の予定まで時間があったので、帰り道にしばし、お墓の近所にある球場で野球観戦。
ヤフオクドームを訪れると、いつも九州の熱気を感じます。本日は「タカガールデー」というイベントでピンク一色。今日はチケット完売とか。ドーム満員以上の方から負託を受けている重みを再認識して、今週も仕事します!
今週は、我が党と結いの党で共同提案する議員立法成立に向けて、他党への説明回り等々の予定です。

5月12日

今週は糟屋郡久山町 粕屋医師会館前でご挨拶させていただきました。雨に加えて、風が強く、傘をさしたにも関わらず、びしょ濡れ。スーツ絞ったら水が出てきました。今日は空港直行ではないので、一度着替えに帰ります。
雨の中でも、我が党の政策ほか、話すべき国政報告はさせていただきました!

5月13日

(秘書投稿です)
おはようございます
日本維新の会 道州社会部会に出席しました。
議案は
「受動喫煙防止法案」維新骨子案
についての近況報告
_「介護・障害福祉従事者の人材確保のための介護・障害福祉従事者の処遇改善に関する法律案」(自民・民主合意案)
_「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備などに関する法律案」(厚生労働省)
_「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案」(文部科学省)
_「行政不服審査法」(民主案)
の採決をしました。

5月14日

(秘書投稿です)
自民党の盛山正仁議員と、環境関係の議員立法についての打ち合わせを行いました。
本日この後は党の会合が続きます。

5月15日

(秘書投稿です)
おはようございます
みんなの党環境部会にて
「ゴミ屋敷禁止法案」について説明しました。
その後は道州制調査会に出席です。
中央大学 佐々木信夫教授によるご講演
~道州制に対する「全国町村会の否定的見解」に関する考察~
について質疑応答と意見交換しました。

5月16日

(秘書投稿です)
午後の法案提出に先立ち、全国知事会、全国市長会、全国町村会へ法案の説明に行ってまいりました。
現場に即した質問やご意見をいただきました。

5月17日

維新政治塾に先立ち、支部長、市議とともに会議です。

5月19日

おはようございます。今週はイオンモール入口付近の交差点で、国政報告と御挨拶をさせていただきました。
安倍政権は十分な審議に応じない、さらに憲法解釈まで議論なく決めてしまう勢いです。責任ある野党として、国民の声を反映した仕事をしたいと思います。
我が党は、本夕に両院議員懇談会を開催し、野党再編に関する意見交換を行う予定です。しっかりと議論する政党です。
今週は「ゴミ屋敷禁止法案」成立に向けて、まず審議の土俵に上がるように仕事します!

5月20日

「肝硬変、肝がん患者の療養支援の推進を求める請願署名」
を受け取りました。
九州の皆さんから3ヶ月で14万人にも及ぶ賛同を得られたとのことでした。
その重みをしっかり受けとめて衆議院に提出いたします。

5月21日

(秘書投稿です)
おはようございます。
今朝は道州経済部会に出席です。
「下水道と浄化槽の問題点」について
全国環境整備事業協同組合連合会 玉川福和会長 よりヒアリングしました。
その後
安全保障調査会に出席しました。

5月22日

(秘書投稿です)
おはようございます。
道州経済部会に出席です。
「小規模企業振興基本法案」及び「商工会及び商工会議所による小規模事業者の支援に関する法律の一部を改正する法律案」について中小企業庁よりヒアリング、採決
「地域自然資産区域における自然環境の保全及び持続可能な利用の推進に関する法律案」(自民党案)について採決しました。

5月23日

(秘書投稿です)
おはようございます
今朝は道州経済部会に出席です。
自民党より 「社会保険労務士法の一部を改正する法律案」
文部科学省より 「キャリア教育」
についてヒアリング、意見交換しました。
「社会保険労務士法の一部を改正する法律案」
「専門的知識等を有する有期雇用労働者等に関する特別措置法案」
「学校教育法及び国立大学法人法の一部を改正する法律案」
の採決をしました。

5月24日

札幌の大通り公園で街頭演説しました。私からは地域医療の課題についてお話しさせていただきました。

5月25日

福岡空港から陸上自衛隊福岡駐屯地に直行。観閲式、訓練展示の後、祝賀会で御挨拶させていただきました。
日本維新の会は国土防衛、国家安全保障問題は力を入れて議論している旨をお話しさせていただきました。その後は鏡割り…いつもながら、昼の日本酒は酔います(飲まなければいい?)。
汗と埃のため、一瞬だけ自宅に寄り、シャワーと着替えをして、再び東京に戻ります。

5月26日

(秘書投稿です)
今週の国会日程は、法制局からのレクでスタートです。
ごみ屋敷法案に関して、他党からの質問に対する答弁についてです。

5月27日

(秘書投稿です)
国家政策部会に出席です。
特別秘密保護法に関する「国会法等の一部を改正する法律案」(自民・公明案)について
公明党 大口善徳衆議院議員からヒアリング、採決をしました。

5月28日

(秘書投稿です)
おはようございます。
決算行政改革報告会に出席です。

5月29日

今朝は朝食会でスタート。サノフィ カンパニー ジェンザイム社のジョン コイッアー副社長から稀少疾患の早期診断・治療について講演がありました。ライソゾーム病、ポンペ病など医師国家試験受験の頃を思い出す名前が出てきましたが、私が学んだ頃から格段に研究が進んでいます。
本疾患に限らず「患者さんが少ない」「利益が上がらない」などの理由で研究が疎かにならないことを願っています。

5月30日

(秘書投稿です)
内閣委員会で、「原子力委員会設置法の一部を改正する法律案」に関して、山本一太大臣に質問をいたしました。

5月30日

ご報告
今回、突然の分党により、ご支援いただいている多くの皆様にご心配をおかけいたしました。大変に申し訳なく思います。また、たくさんの方々から激励のご連絡をいただいたことに感激しております。私にとっても青天の霹靂でした。一昨日、会議参加中に、突然、メールなどで情報が出まわり、やや騒然となったところで、ある先輩議員より緊急招集の電話が入りました。
その後、党内外で、様々な情報が錯綜しましたが、本日の両院議員懇談会において、松野頼久国会議員団幹事長から報告があり、続けて、石原慎太郎共同代表から経過説明がありました。石原共同代表の言葉は極めて重たく、また暖かい御言葉であったと感じました。
極めて残念で悲しい出来事ではありますが、私たちは分党と言う事実を受け入れなくてはいけません。
私は長い間、患者さんたちの社会復帰のお手伝いをさせていただくことを職業としてきました。医療の現場で、近年の医療政策に接し、地域医療の未来を危惧していました。そんな時に、先輩や同僚諸氏のお薦めにより、私は「地域医療崩壊阻止」と言う目的を持って、亡父と同じ、政治家の道に入ることを決意しました。
無所属での挑戦に不安を感じていた時に、縁あって、平沼赳夫先生から近い将来に誕生する「石原新党」への参加を御誘いいただきました。初挑戦の衆議院選挙や当選後においては、小学校の先輩でもある藤井孝男先生、同じ九州の先輩である園田博之先生に、暖かく、時に厳しい御指導をいただきました。心より感謝致しております。
そして、私は新人議員ながら、常任委員会理事の職責を任され、国会運営にも携わらせていただきました。昨年の参議院選挙以降、いわゆる「ねじれ」が解消した国会において、野党の、さらに言えば、野党第二党の悔しさを痛感してまいりました。少しでも大きな数にならなくては、巨大与党は審議に応じるどころか、耳すら貸してはくれません。これを打開するには、野党勢力の結集が必要だと思います。
戦後70年、我が国の構造は、医療分野に限らず、様々な分野で、いわゆる「制度疲労」を来たしています。このため、憲法改正も必要でしょう。そして「自主憲法制定」、「憲法改正」、この文言には、それぞれに歴史的背景や国語的解釈があり、いろいろな考え方があると認識しています。しかし、今、私がやるべき仕事は「地域医療崩壊阻止」と思っています。国民生活に密着した政策を、しっかりと行うことも我々に託された大きな任務だと思います。そして「いのちを守る責任。」を掲げて活動している私にとって、エネルギー政策においては、安価で安定した電源確保に際して、「絶対的安全」と言う条件が重たく加わります。原子力は決して安価ではなく、100%安全とも言えません。脱原発依存の考え方を支持します。
このような様々なことを、自分なりに検討した上で、今回の分党においては、橋下徹代表が率いる「日本維新の会」に所属させていただくことを決意いたしました。
私たちに「日本維新の会」の名称を継続することを快く許可して下さった石原共同代表のお気持ちに応えるためにも、「日本維新の会」の名前を汚すことなく、そして、自分を見失うことなく、地に足をつけて、引き続き頑張りたいと思います。
今後も御指導ご支援をいただけますよう、宜しくお願い申し上げます。
平成26年5月30日
衆議院議員 河野正美